ヘラクレスオオカブトの卵の管理方法で悩んでいる方へ!
今回は私が行っている卵管理方法をご紹介していきます!作り方や注意点まで紹介しているので最後までご覧ください!
今回は私が行っている卵管理方法をご紹介していきます!作り方や注意点まで紹介しているので最後までご覧ください!
ヘラクレスオオカブトの卵管理にはオアシスを使おう!
結論から申し上げるとヘラクレスオオカブトの卵管理はオアシスがおすすめです!
そもそもオアシスってなんやねん!って方のためにオアシスについて簡単に解説をしていきます!
オアシスとは
オアシスとはフローラルフォームのことです!・・・もっとわからない!?要は園芸用スポンジのことです!
フローラルフォーム(Floral-foam)はフェノール樹脂を原料とする生花用吸水スポンジのことである。 一般的には「オアシス」という呼び方もされている。(これは日本で最初にフローラルフォームを販売したスミザーズオアシス社の商品名から由来しているものと考えられる)
引用元:Wikipedia「フローラルフォーム」
モノを見た方が早いですよね。こちらが卵管理オアシスです!
使用しているアイテムは100均のはがきケースに、100均の園芸用スポンジ(オアシス)を入れただけの、超シンプルな管理ケースです!(はがきケースの大きさとスポンジの大きさがドンピシャで、売り場で見た瞬間に「これだ!」」と思いました笑)
ヘラクレスの卵管理にオアシスがおすすめな理由
ヘラクレスオオカブトの卵管理にオアシスが適している理由には以下の4つの理由が挙げられます。
- 孵化の様子が確認できる
- 清潔な環境を維持できる
- 湿度が保たれる
- 何度も繰り返し使える
一つずつ詳しく見ていきましょう!
おすすめ理由1.孵化の様子が確認できる
オアシスで卵の管理をすると孵化までの様子がしっかり確認できます。
ヘラクレスオオカブトの卵は孵化までに1か月弱かかりますが、その期間中確認できないとなると気になってしょうがないですよね!笑
ふたを開ければ卵が直接目視できるので、だんだんと幼虫の姿が出来上がっていく様子が日々確認できてとてもワクワクしますよ!
おすすめ理由2.清潔な環境を維持できる
オアシスでの卵管理はとても清潔です!
マット管理ですと、卵が孵化するまでの1か月弱でマットの劣化が始まってきてしまいますし、場合によってはカビたり、きのこが生えたりということも考えられます。
一方で、オアシスでの管理であれば、マットが除去された卵のみの状態で管理ができるので、管理環境の変化はほぼありません。
おすすめ理由3.湿度が保たれる
オアシスでの卵管理は卵管理に必要な湿度が、1か月は維持できるので管理がめちゃくちゃ楽です!
事前にオアシスにたっぷりの水を含ませておけば、フタをしている限りはかなり長期間の保湿が可能になります。
ヘラクレスオオカブトの場合、卵が孵化するまでの期間は1か月弱なのですが、これくらいの期間であれば余裕で湿度が維持できます!
おすすめ理由4.何度も繰り返し使える
卵管理用オアシスは何度も繰り返し使えます!
マット管理やティッシュ管理の場合、どんどんと劣化してしまうため使いまわすことはほぼ不可能ですが、オアシスの劣化スピードは遅いので、繰り返し使用することができます!
特に、卵の管理程度であれば汚れることはあまりないので、清潔な環境を維持できます!
ヘラクレスオオカブトの卵管理用オアシスの作り方
卵管理用オアシスの作り方を解説していきます!といっても、大したことはしません!
まずはケースの中にオアシスを入れましょう!(オアシスは非常に柔らかいので、ケースの上からオアシスを押し込めば自然とケースの形通りに入るので楽ですよ!)
ステップ1
卵を入れる穴はこんな感じで開けてます。ちなみに使用しているのはアップルペンシルです笑
もちろんアップルペンシルでなくても大丈夫です!いい感じの棒を押し込んでいきましょう!
ステップ2
こんな感じで穴が開きました!これを繰り返していきます!
ステップ3
完成しました!一列当たりの穴の数は適当です!
ちなみにすでにお気づきだとは思いますが、水分はたっぷり含んでいる状態なので、この状態になればいつでも使用可能です。
卵管理用オアシスの注意点
最後に、ヘラクレスオオカブトの卵管理をオアシスで行うことの注意点をご紹介します。
注意点1.孵化後は放置できない
オアシスで卵管理をする場合、孵化後はすぐに移動させなければいけません。オアシスは幼虫のエサにはならないからです。
ヘラクレスオオカブトの幼虫は孵化後すぐにはマットを食べ始めません。まずは自分が破った卵の殻を食べるからです。
移動させる場合はこのエサを食べ始めない時間を狙いましょう。目安としては孵化後6時間以内です。
この時間を超えてしまうと、オアシスの中に潜りはじめ、下手をするとオアシスのくずを食べてしまう危険性もありますので注意しましょう。
注意点2.大量管理の場合はコストがかかる
オアシスで卵管理をするのはどうしても他の管理方法よりもお金がかかります。
ケースが1つ100円、オアシスも100円です。オアシスは1つで4つ分くらい作れるので、4つの卵管理用オアシスを作るためには、以下のお金がかかります。
ケース100円×4つ+オアシス×1つ(4つ分)=500円
卵管理用オアシス4つで500円です。これを高いと取るか安いと取るかは人それぞれだとは思いますが、大量飼育する場合にはコストがかさむのは間違いないです。
注意点3.削ったら最後、手直しが難しい
卵管理用オアシスに使用するオアシスは一度成形をしたら元に戻すことはできません。
オアシスの成形というのはつまり、削るかつぶすかのどちらかだからです。一度削ってしまたもの、つぶしてしまったものは基本的に元には戻りませんよね。
こうした手直しの難しさやコスパの問題があることも十分頭に入れておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。もし「卵管理用オアシスを知らなかった!」という方がいましたら、ぜひ試しに1つでも作ってみてください!
簡単に作れて、使い勝手もよくて、何より飼育のモチベーションが上がると思いますよ!この記事が少しでも参考になったなら幸いです。
また別の記事でお会いしましょう!